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「サラ。」
リチャードさんは、サラを両手で力強く抱きしめました。
「リチャード…苦しい…苦しい…苦しいよぉ…」
「サラ…サラ…」
リチャードさんは、サラを押さえつけるように力強くギュウと抱きしめて、キスをしました。
リチャードさんは、最初はサラの唇を思い切り押さえつけてキスをしました。
サラは、苦しそうな表情になっていましたが、リチャードさんが少しずつゆるめて行くごとにサラは安心した表情になりまして、最後は優しいキスをしたのでありました。
「サラ…ぼくも…サラのことが好きなのだよ…」
「リチャード…」
「ぼくも…サラのことを…少しずつだけど…知らないうちに…好きになって…」
「リチャード…」
「サラ…愛してるよ…」
サラとリチャードさんは、生徒と家庭教師の垣根を飛び越えて、恋人同士になりました。
サラは、18歳のバースデーデートの日を境にしまして、ハイスクールを卒業後はリチャードさんと結婚をすることを固く決めたのでありました。
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