結婚させてください!!1⃣

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パパはこの時、もしリチャードさんに好きなカノジョがいなかったら紹介してあげようかなと言うことでリチャードさんを家に呼びまして、ごはんを食べながら今後の人生をどのようにしたいのかを聞きたかったのでありました。 しかし、リチャードさんはサラと付き合っていることをアタシの両親にうまく言えなかったのでありました。 リチャードさんは、サラが女子校生で自分の教え子であると言うことを言えば、アタシの両親から何と言われるのかがこわくて、うまく言うことができなかったのでありました。 片や、サラの方につきましてもハイスクールを卒業後の進路選択のことで両親から何かと口うるさく言われていましたので、うんざりしていたのでありました。 サラの両親は、サラの卒業後の進路は一流大学へ進学をして学校の先生になってほしいことを希望していましたので、サラが思い描いている卒業後の進路とは大きく異なっていましたので、苦しんでいたのでありました。 その間でありますが、サラはリチャードさんと休日ごとにデートをしていたのでありました。 大英博物館やナショナルギャラリーへ行きまして博物館見学をしたり、オシャレなブティックでショッピングを楽しんだりしまして、ふたりの愛をいっそう深めていたのでありました。 ふたりは、結婚を強く意識をするようになりましたが両方の家の親きょうだいたちや親族たちには本当のことが言えないまま、ズルズルと時間を先伸ばしにしてばかりいたのでありました。
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