悪い予感は当たるものです。

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----side友矢 あーめんどくさいことになったなーとのんきに考えてみる。 周りから感じる異様な寒気に身震いが起きてしまう。さむっ゜Д゜))) 彩十は修哉の腕を抱きしめながらガタガタしている。 修哉は何が起きているか分かっていないみたいだ。 つか彩十の顔おもしれぇしww 修哉はキョトンとしてて可愛いww つかどーしようか。 こうなった原因はもしかしなくてもおれなんだけどさ。 多分さっきの怪談話で呼んだみたい(o^∀^o) だけど、と窓の外を見る。 一応この学校は守られている。 それはもう強力なやつに。 「友矢くん、考えこんでどうしたん?」 「んー、なんだろうねー( ̄∀ ̄)」 適当に修哉に返事を返しておきながら(ゴメン修哉m(_ _)m)スマホを取り出す。 電話帳の中からある同級生に電話を掛ける。 呼び出し音が鳴り相手が電話をとるのを待つ。 なかなか出ないなーと待ってる間とりあえず修哉と彩十を観察してみる。 急に電話をかけ始めたおれに困惑しながらも、ガタガタしている彩十の頭を撫でている修哉。 頭を撫でられながら安心したように目を細める彩十。 なんだろこれ凄く 「萌えるわ」 「何がだよ」 いつの間にか繋がってたらしい電話から聞こえたのは呆れたような晴斗の声だった。 「いやーね、修哉達がイチャイチャしているからついね(*^^*)」 「そんなこと伝えるためにかけたのだったらきるけど」 「ゴメンって~、だからきらないで~」 晴斗おれに冷たくないー?と言うとウザイと一刀両断されたわ。ひどいっ(°°;) 「で、なんのよう?」晴斗が呆れた顔をしているのが目に浮かぶ。 「えっとねー、どうやらヤバい状態みたいー」 「……、今どこ」 「高校ー」 「はっ!?なんで高校に」 「さぁ?」 こっちが聞きたいよーと思う。 高校を守ってるやつと言うのは晴斗のことである、だから晴斗が一番この状態に驚いているみたい。 とりあえずおれはこのカギをさっさと返して帰りたい。 多分まだ帰れると思うしねー。 晴斗もそう思ったのか早く帰れと言って電話をきった。 多分晴斗は慌てて学校に駆けつけるんだろうなー。 「さっさと帰ろー」 そう言って笑顔を2人に向ける。 コクコクと頭を縦にふる彩十。必死ww だけど、修哉は何故か考えているようだ。 いったいなにを、 「なぁ」 そう思ったら修哉は口を開いた。 「静かすぎへんか?」 ヒュッと喉が鳴った。
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