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『ハクラ……愛してるんだ…だから…っ…もう、我慢出来ない……』
『許せないんだ。ハクラと話してるやつ、笑い合ってるやつ、触れているやつ……男でも女でも、許せないんだ』
『どうしたら僕だけのものになるんだろうってずっと考えていた。簡単なことだった…ねぇ、ハクラ』
『これでやっと、2人きりになれるね』
『……遠くに行こう。2人だけで。もう邪魔者は誰一人いなくなったから。僕がみんな消してあげたから』
『大丈夫、怖くない。だってハクラ……僕たちは、ずっと一緒だったでしょう?』
『ハクラも僕のこと、大好きだよね?だから迷ったりしないよね?ハクラ……やっと、やっとこれで…』
『僕の夢は科学者になることなんだ』
『見てみてハクラ!!新作のロボット。24号に比べて写真を撮る機能を追加することに成功したんだ』
『あははっ、ハクラ可愛いなぁ。ね、今度の終末、映画観に行こうよ。最新作のSF映画、すっごく面白そうなんだ』
『ダメだよ、ハクラ。ハクラは絶対に1人で行動しちゃダメ。昔から言ってるでしょ』
『大丈夫。ハクラは自分の気持ちを言葉にすることが苦手でも、僕はハクラの顔を見れば何が言いたいのか分かるから。ディオンよりもね』
『大好きだよ、ハクラ』
『セラフィーナ!!ダメだ…!!!』
『俺は…っ…絶対に死なない、から…!!ロイスの手を取ったら、ダメ、だっ…!!』
『お、前……本気で………』
『本当にそれでいいのか!?お前はそれで幸せなのか!?……ぐはっ…』
『…だったら俺が……俺が、お前を殺す!!!』
『おっと危ない、大丈夫か??』
『ほんと、セラフィーナには驚かされるな。普通、ポテトにソイソースはねぇだろ。日本食が好きなのは分かっけどさぁ』
『また試験で満点だったって?ちょいとその頭脳、俺にも分けてくれよ』
『なぁセラフィーナ……セラフィーナは、その、ロイスと…付き合ってる、のか…??』
『ありがとよ、お前のおかげで優勝出来た。次は200mも優勝して、2冠目指すぜ』
『セラフィーナ…す、す、…いや、何でもねぇ』
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