世界

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 二人のやり取りを聞いていた猟銃使いのジョンは銃の手入れをしながら、次の狩りの仕事に連れて行ってやるとなだめてやった。    未だ未熟なクリスを連れての大型の獲物の狩りは失敗の確率も高くなる為、ギルドの他のメンバーも余り乗り気ではない。しかしジョンはメンバーの中でも技術力がある為に簡単な狩りには連れて行ってやるのだった。    クリスは喜びパン配達には不要の自分の自作の弓を手に、徒歩で隣町のパン屋に出掛けて行った。
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