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「…私の右足…早く探して…と……」
大きな音を立て、望月が椅子から落ちた。
「…怖くて、すぐに、トイレから出ました…。
そして、…部屋に戻ると、すぐに緊急連絡が入りました……」
床にしゃがみ、両耳を塞ぐ大きな身体。
それに構わず、三人は風間の言葉を待つ。
「…右足がないホトケが…神戸港からあがったと…」
しんと、部屋が静かになった。
「…あ、空調止まりましたね。…良かった」
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