世界観

3/8
前へ
/28ページ
次へ
あまりにも強大で、使い方を間違えるようなら大惨事にもなりかねないこの能力は外部に漏らす事が禁じられており、皇学園敷地内はある意味世界から隔離された空間とも言えよう。 敷地内から出るにはそれなりの理由と審査が必要であり、かなりの制限を強いられる。また、外部の人間が訪れるには特別な許可が無ければ不可能である。 当然学園の敷地外で能力の使用は禁じられており、家族であろうと口外する事は許されておらず、それらを破った場合記憶を消されてしまうと噂されているが定かではない。 また、各地で皇学園に入学させる生徒を集めているらしい。彼等は特に秀でた所のない生徒から優秀な生徒まで様々なようだが推薦を受け入学した生徒は殆どが強大な能力を手にするとか……。 重要な秘密を共有してはいるものの、禁止されている事を守りさえしていれば何の不自由もないので生徒達は毎日を平和に過ごしていた。 しかし、近年になって平和な学園に影を落とす存在が現れた。 『影の軍勢』と呼ばれる者達は組織として成り立ち、多くの生徒を配下に置き能力を使って授業や行事の妨害、更には生徒や教師に対して暴行を働く事も度々あるという。
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加