第1章

3/14
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
聖「さて、そろそろ帰ろうかな。」 玄生「もう、帰っちゃうのか?明日休みなんだろ?」 聖「もうって…閉店の時間も大分過ぎてるぞ。」 玄生「俺は別に構わねぇ。それこそ、朝までだってな。」 聖「寝てしまいそうだ。」 玄生「眠たくなったら俺がベッドに運んでやるぜ。」 聖「お前が…? そうやってこれまで女の子をたぶらかしてきたのだろ?私は騙されんぞ。」 玄生「ぐっ…そ、そんなんじゃねーよ! ……何より前々から気がかりだったんだ。いつもこんな夜更けに女一人で帰らせることに、な。」 聖「何を言う。 私を狙った所で何も得られないし、そういう輩が居たとしても護身位はできるさ。」 玄生「お前はもっと、警戒心をだなぁ…」 聖「はて?」 玄生「俺への警戒心を外に向けろ!」 聖「……これでも玄生のことは信頼してる。」 玄生「本当かよー。」 聖「そうじゃなければ、同窓会のお願いをしていない。」 玄生「……。」 聖「お前を頼りにしてるんだ。」 玄生「そう思うなら、もっと、甘えろ。」 聖「……何を拗ねてるんだ?」 玄生「拗ねてない。」 聖「子供みたいだ。」(クスリ 玄生「うるせぇ…。」 聖「………私なりに充分甘えてるつりなんだが…。機嫌直してくれよ。 …………いつも、ありがとう…玄生。」 ちゅぅ 玄生「!!!!」 聖「……これで機嫌直してくれるかなぁ?」 玄生「………馬鹿やろう… こういう時は唇にするもんだろーが…」(ぐいぐい 聖「おっと!これ以上は駄目だ。」ふいっ 玄生「畜生ーーー!!!カウンターが邪魔だ!!!」 聖「また、来るよ。お休み、玄生。」(ニッコリ 玄生「………ちぇ。」 【頬のキスは親愛】 だけど唇に近いから… (恥果て← これが私のマイペース。 だから、私のペースに合わせて、珠色さんが更新しないと!描かないと!コメントしないと!! …と焦る必要はありません。 気追わないでね。 今現在、リアルがお忙しい珠色さんの活力になればと…思いたったまでです。   ▼画像image=484890562.jpg
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!