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2014.10.08
(。ノωノ)妄想が爆発しました!←
俺得でしかない、妄想です。真顔
【あらすじ】
聖が用心棒スタイルから、パーティードレスに着替えた時のお話←
「おーい、聖ー!もういいかーー?入っちまうぜ?」
何度目の「もういいかい。」だろうと、聖は呆れたように苦笑しつつドレスアップの仕上げとして、ルージュを唇に塗る。
「全く…せっかちなんだから。……入っても構わんぞ。」
「よっしゃー
さぁて、ドレスアップ姿、俺が一番に見せて貰う…」
勢いよく扉が開き、玄生は正装のパーティードレスに身を包んだ聖と対峙する。
「前に買い物に行ったときに、一緒に見たような服なんだがな。」
「……………。」
「玄生?」
聖が目を見開いたまま固まる玄生に近付くや否や、玄生は聖の腰を抱き上げ近くの化粧台に座らせると、そのまま自分も寄りかかるようにして聖の肩を抱き寄せる。
「本気でこーんな格好でパーティー参加しちゃうのか?」
「それが仕事だからな。
…って、おい、やめないか。」
玄生は聞く耳も持たぬかのように、聖の唇目掛けて自身の唇を寄せようと迫るが、それを聖は片手で牽制した。
「んっ……えー…駄目?」
「駄目だ。」
「…じゃぁ、害虫駆除のおまじない、してやろうか?」
「害虫?おまじない?」
「そうそう。
パーティーでお前に変な虫が付かないように“あるもの”を付けるだけ。」
「むしろ、その害虫を寄せる為にこんな格好をしてるわけだが?」
「尚更じゃねぇか!!!
んー、それじゃぁ、任務成功の景気付けとして………」
「……全く、任務の前にこの害獣をどうにかせねばならんな。」
聖は呆れたように、迫る玄生の体を抑え、体を避けるように逸らす。
「害獣は酷いんじゃねぇ?
これでも、男として女の為に体を張るつもりなんだけどな。」
「要人護衛が目的なはずなのだが、まぁ、それはそれで頼もしいな。」
「だろ?
………だけど、こんな挑発的な格好されたらなー…害虫駆除が大変そうだから、尚更欲しい訳で。」
玄生は再び迫り始める。
「どうしてこうなるんだ……。」
「…聖…」
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