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翌朝。
携帯のアラームで目覚めて、リビングに向かう。
意識したつもりはなかったが、ドアの音がほとんど立たなかったらしい。
先にいた部長と室井は俺が入って来たことに気付いていないみたいだった。
俺が声を掛けようと思って、一歩出ると、
その瞬間、
二人が…キスをした。
俺は慌てて壁から出かけていた体を壁の陰に隠した。
…マジかよ…!?
…朝からそんなもの見せんなよ。
俺だって健全な若い男なんだよ!!
ギリ20代。
盛りの男だっつうの!!
「…もう…秀一さん、二人が起きてきたらどうするんですか?」
小声の室井の声が色気を帯びているのは気のせいではないはずだ。
…起きてんですけど。
「…もう、秀一さん!!」
まだ、やってんのかよ!?
このエロ部長が!!
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