第六章 気付かないという幸せ

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「はぁ~……」 お風呂から上がり、ドライヤーで乾かしたばかりの長い髪を弄りながら、亜矢がため息をつく。 「あのさ~……」 語りかけるように告げた言葉への反応は、一つも無い。 「皆もっとさぁ、協調性とか持とうよ」
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