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「暗くなって動きが少し活発になったようですね、典型的なパターンですね、ゆいちいけますか?」
「うん、大丈夫だよっ! いつでもオッケー!」
「それでこそ私の弟子です、ではいきますよ」
そんなやりとりをしている二人をみるといままでの印象とは別に、やはり重大な使命をおびた者なんなだと思うのだった。
「天装!」
二人がそう叫ぶと下から光につつまれて全身を覆い、はじけると同時に二人はいつしか絵画でみたような天使の白い服装になっていた。
「へっへー、驚いたでしょ? これがこおゆうときの私達の正装なんだ」
そういうと小さい胸を反らすゆいち。
「ゆいちはまだ見習いですからこんな感じですが、力を認められるとそれなりに自分にあったカスタマイズがゆるされるんです」
「けど師匠はほとんどしてないんだよねー、またゆいちがしてあげるね!」
「それはお断りしておきます、この前すごいフリルつけてきて女物のドレスみたいになってたでしょう?と、こんな話をしている場合でありません、はやくいきますよ」
「ああそれと、この辺りは結界が張ってあって他の人には見つかりませんし安全ですので安心してお待ちください」
そして空地に足を踏み入れる二人だった。
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