第1章

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 おそらくこれを断ったら俺は、間違いなく全世界から人でなしと蔑まれ、非難されるだろう、そんな自信があった、いや、この人達は人じゃないけど。  「最初のアレは説得というより洗脳っぽかったですけどかまいませんよ」  「本当ですか! ありがとうございます、ダメだったら宿どうしようかと思ってたんですよ」    らみが少し涙を流しながら大げさに嬉しがる  ラミがゆいちが抱き合ってよろこんでいる、そんになに喜ぶことかな? そうは思いながらも、母親が亡くなり、父親も出張で家を空ける事が多いなか嬉しい気持ちのなっていた。  「ではっ! 皆様! 歓迎の意味もこめてパーティーを開きましょう!」    そういうとラミはどこにしまっていたのか、大量の菓子とジュースを取り出してきた。  「なんでやねん!!」  大阪の人でもないのに、本日二回目の全力ツッコミを入れる浩二そこにがいた。   
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