第4章

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次の日 修也は怖くなったのか、疲れたのか昨日すぐ寝てた。 -昨日は疲れたな…どうして俺がこうなったのかわかんないが。昨日一輝とゲーセン行けばよかった…- 「はぁー」 ドン 「あ、すいません!」 後輩か誰かわからないが修也と同じ学校の制服だ。 「いえいえ」 「失礼します」 少女は去っていた。 -そういえば昨日の少女と似ているような…そういえば昨日のやつマスク付けてたなー- そんなことを思い出していた修也は後ろに殺気を感じた。 「露木修也覚悟~!!!」 さっ! 修也は後ろからきた人をよけた。 「お前なーいい加減にしろゆき」 後ろから来たのは幼馴染の笠野結城だった。幼馴染って言っても一つ下高校1年。 「なんだよーいいじゃないかー」 「お前本気で殺すつもりだろ」 「えーそんなことないよ~。てかさっき一緒にいたの高橋さん?」 「え?誰だよ?」 「だ・か・らさっき一緒にいた女の子!」 さっき修也と一緒にいた少女のことらしい。結城の話によると同じクラスの高橋優香という子らしい。いつも一人でいて、あんまし人と話しているところを見ないらしい。 「ふーん」 「何話してたの?」 「別に何も」 「嘘でしょ~!!」 修也は結城は一緒に学校へ行った。 放課後… 「さーって帰ろ」 「おーい、修也ー」 修也を呼んでいたのは同じクラスのやつだ。 「なんだよ、これから帰るのに…」 「客だよ客!」 修也は廊下に出た。そこにいたのは朝ぶつかった高橋優香だった。 「えーと…高橋さんだよね?」 「…あの…」 「ん?朝のことは大丈夫だよ?」 「いやあの少し話があって…少しいいですか?」 「え?いいけどな、うわぁ!」 修也は優香に手を引かれ連れていかれた。連れていかれたのは校舎裏だった。 「…え…とーなんでしょう?」 「…僕のこと覚えてないの?」 「…?!」 「僕のこと忘れるなんて最悪だね」 「いや…覚えてる…死神女…高橋優香っていうのか…」 「何様のつもり?君は今日僕に会わないと死ぬ運命なんだったんだから」 「は?意味わかんねえよ!なんで俺が!うわ!」 上から黒いカールブラウンらしき物体が降ってきた。 「ほらね。君を狙ってきたんだよ」
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