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次の日
修也は怖くなったのか、疲れたのか昨日すぐ寝てた。
-昨日は疲れたな…どうして俺がこうなったのかわかんないが。昨日一輝とゲーセン行けばよかった…-
「はぁー」
ドン
「あ、すいません!」
後輩か誰かわからないが修也と同じ学校の制服だ。
「いえいえ」
「失礼します」
少女は去っていた。
-そういえば昨日の少女と似ているような…そういえば昨日のやつマスク付けてたなー-
そんなことを思い出していた修也は後ろに殺気を感じた。
「露木修也覚悟~!!!」
さっ!
修也は後ろからきた人をよけた。
「お前なーいい加減にしろゆき」
後ろから来たのは幼馴染の笠野結城だった。幼馴染って言っても一つ下高校1年。
「なんだよーいいじゃないかー」
「お前本気で殺すつもりだろ」
「えーそんなことないよ~。てかさっき一緒にいたの高橋さん?」
「え?誰だよ?」
「だ・か・らさっき一緒にいた女の子!」
さっき修也と一緒にいた少女のことらしい。結城の話によると同じクラスの高橋優香という子らしい。いつも一人でいて、あんまし人と話しているところを見ないらしい。
「ふーん」
「何話してたの?」
「別に何も」
「嘘でしょ~!!」
修也は結城は一緒に学校へ行った。
放課後…
「さーって帰ろ」
「おーい、修也ー」
修也を呼んでいたのは同じクラスのやつだ。
「なんだよ、これから帰るのに…」
「客だよ客!」
修也は廊下に出た。そこにいたのは朝ぶつかった高橋優香だった。
「えーと…高橋さんだよね?」
「…あの…」
「ん?朝のことは大丈夫だよ?」
「いやあの少し話があって…少しいいですか?」
「え?いいけどな、うわぁ!」
修也は優香に手を引かれ連れていかれた。連れていかれたのは校舎裏だった。
「…え…とーなんでしょう?」
「…僕のこと覚えてないの?」
「…?!」
「僕のこと忘れるなんて最悪だね」
「いや…覚えてる…死神女…高橋優香っていうのか…」
「何様のつもり?君は今日僕に会わないと死ぬ運命なんだったんだから」
「は?意味わかんねえよ!なんで俺が!うわ!」
上から黒いカールブラウンらしき物体が降ってきた。
「ほらね。君を狙ってきたんだよ」
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