77人が本棚に入れています
本棚に追加
一方、"アルセンが心配だから"とグランドールがアルセンの後を去っていき、取り残された賢者は、まだ勇敢に耐えていた。
無駄な勇敢を使っているネェツアーク
(あれだ、円周率とか、この国の歴史とか、
リリィが誰も見てないと思って、歌姫の真似をしていた(@しかも音程外していたとこ)時、出会ってしまった気まずさとか、
アルス君が笑顔で油虫を瞬殺したところをおもいだして堪えろ、ネェツアーク!)
円周率や歴史はもとから覚えていない←不採用
リリィはウサギの賢者に見られた瞬間に、顔を抑えて走って逃げて、微笑ましくて笑いそうになる。←残念ながら不採用
油虫を瞬殺するアルスの姿は、結構こらえるのにやくだった。←採用🌸
頭部だけが変わったユンフォ様
「見積書修正はないのか?」
ネェツアーク
「ええっとですね……」
―――仕留めました。
油虫を剣で貫きながら、エエかおする新人兵士を思い出しながら、ネェツアークは必死に堪える。
胸元から、もう一枚の見積書を取り出した時、暴君が川原で言っていたフレーズが、鳶色の脳裏にリフレインする。
ダガー
《H!A!G!E!は!げ!ツ!ツ!ツルーン!》」
ネェツアークの顔が、引くつく。
人の心が聞こえる王様は、自分の言った事に自爆←し、クッとび吹き出し、パンの注文をとらずに逃亡。
ネェツアーク、逃げる国王に反応してしまいそうになる。
ネェツアーク、限界。
教官室にいる軍人の皆さんも限界←。
最初のコメントを投稿しよう!