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どうやら本日は遅れて出勤だったらしいアルセンが、通い道の中途、おっさん3人が川原で体育座りしているのを見つけてやってきていた。
ネェツアーク
「あっ、アルセン。お願いがあるんだけど、おもちゃの吸盤の弓矢セット、銅貨1枚均一(いわゆる百均)で買ってきてよー♪」
ネェツアークが身軽に立ち上がり、アルセンの白手袋の中に銅貨を1枚握らせた。
アルセン
「なんですか、オモチャを買ってこいだなんていきなり……」
綺麗な緑色の瞳をパチパチとさせながら、アルセンが
キョトン(・_・)?とする。
グランドール
「ユンフォ様のクールビズが実は……」
アルセン
「クールビズ???まだ軍服は長袖の期間ですよ、グランドール??」
ダガー
「ユンフォの頭部にそっと上着をかけてあげに戻ろうか……」
国王の一言に、ネェツアークとグランドールは、クッと声を漏らしてうつむいた。
ダガー
「とりあえず、注文とらんとバロータ師匠に回し蹴りくらわされるから、戻るぞ」
結局オッサン3人に美人な貴族が1人加わって、軍学校に戻る事になった。
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