第1章

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ーー本当に、愛していた。 「来いよ」 自信に満ちた、有無を言わせないその言葉。 “私”を見ないその瞳。 隣にいるだけで満たされた。 嬉しくて、安心して。 心の底から愛していた。。。 あの日までは。 「もう用済みだ」 「どうせお前も俺の顔と地位目当てだろ」
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