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「よし、これでOK。
お母さん、今日は忘れかけたお詫びに、奮発して
バラの花ね」
帰宅して、買ってきた花を、早速お供えする。
静かに手を合わせていると、インターホンが鳴った。
「尊士、ちょっと出てくれない?」
呼んでも反応が無い。お風呂に入っちゃったかな?
「こんなに遅く、誰だろう」
モニターを見ると、映ったのは、思いもよらぬ人物だった。
「こんなに遅くにすまない、少しだけいいかな?」
「いえ、、どうぞ上がってください」
訪問者はレオンさん。
家に訪ねてくるなんて、一体何の用?
「何か飲み物でも、緑茶とコーヒー、どちらにします?」
「ありがとう、それじゃ、緑茶をいただこうかな」
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