江戸時代末期

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あれ? とゆうか相手が構えてる刀、真剣…じゃないよね…? 模造刀にしてはやけに鋭い気がするんだけど、最近の模造刀はリアルなのかな? 「貴方達に私怨はありませんが…、仕方ないですね…。」 男達は互いに刀を構えて睨み合っている。 「うおらぁぁっ!!」 ズアッ…。 え? 勝負は一瞬だった。 男達が刀を振り上げた瞬間、私が助けを求めた男は、刀が交わる隙もないほど素早く無駄のない綺麗な動きで相手の二人を同時に地へと斬り伏せたのだ。 死んだの…? 「うそ…でしょ? なんで殺したの……?」 「何故って…、斬らなければコチラが斬られていたんですよ?」 「斬るとか斬られるとかなに江戸時代みたいな事言ってんのよ! 人が死んだのよ!?」 「えっ…? いや江戸時代ですけど、自分の言った事何かおかしかったですか?」 「は?」 「え?」 いやいやいやいや!! 話が噛み合ってないし!! 江戸時代とか言っちゃってるよこの人! 恩人といえど、この罪はさすがに見過ごせないわ…。 「一緒に警察に行きましょう。」 「けいさつ? なんですかそれ?」
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