異世界へようこそ!

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クマさんにとっては軽く殴った程度なんだろうけど、貧弱な人種の俺には十分効果的なわけで、今の攻撃で虫の息な俺。 やべえ、やべえよ。 殴られたところから血が出ちゃってるよ俺。 ああ神よ、俺は一生貴様を許さんぞ。 一度だけでなく、二度も俺に死を味あわせるなんて。 これで地獄いきとかいったら閻魔大王とか神様とか関係なく向こうで暴れまくってやるからな。 とどめの一撃を俺にくらわせようとするクマさんを見ながら死後のことを考える俺。 俺はせまりくる痛みに備えて目をつぶる。 ......しかしいつまでたっても俺の体に痛みは襲ってこない。 まさか痛みを感じるまでもなく死んじゃった? 疑問に思いながらも目を開けてみる。 目を開けてみるとそこにクマさんの姿はなく代わりに長い青い髪の少女がそこに立っていた。 あれ?もしかしてあの熊がこの女の子に変身したのか? それにしても可愛い女の子だなー。 さすがはファンタジーの世界だけあって髪の色が青色とかすごいなー。 年は俺くらいなのかな? 高身長でナイスばでー、最後にこんなきれいな女の子を見れるなんて俺は幸せ者だなー。
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