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それから数分後......。
俺は未だに殴られていました。
もう顔がパンパンマンだよ。
もちろん周りのクラスメイト達は見て見ぬふり。
友達？何それ？どこに売ってんの？
てかいい加減殴るのやめてもらえませんかね。
いつもより多く殴らてまーす的な状態になっているから。
ガラ！
そんな俺の思いが通じたかのように開かれる教室の扉。
教室に入ってきたのは先生......ではなく一人の女子生徒。
「こら！あんたたちまた永田くんをいじめてるの？いい加減やめなさいよ」
いじめっ子たちを恐れるどころか向かっていく女子生徒。
彼女の名前は村田典子（むらたのりこ）。
今時の女子高生にしては珍しい正義感の強い女の子だ。
黒髪ポニテの美少女の部類に入る女の子だが、これでツンデレだったら俺のもろタイプな女の子である。
とまあ余計な情報まで言ってしまったが彼女がこの教室で唯一俺をかばってくれるクラスメイトである。
「っち、村田かよ。おい、お前らいくぞ！」
どこに行くのかは知らないが村田さんを見て、教室から出ていったいじめっ子達。
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