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●イネス・ニコレット・コニューン/女/27歳
メイガスの秘書官になる、元異邦人で白人の女性。人前に姿を現す事が皆無の彼に代わって、ありとあらゆる面で代理人を務めており、比較的若年ながら顔は広い。“インディアン・ドールズ”のヘリオペレーターからは“エネ(長女)・コニューン”の愛称で呼ばれている。
柔らかな笑みと丁寧な口調を特徴とする、知的で有能な才女ではあるが、メイガス同様その過去に関しては謎が多く、彼ほどでは無いにせよ様々な憶測が飛び交っている。
なお、彼女はメイガスにとって六代目の秘書官であるが、これまで秘書官を務めてきた女性達のその後は第一種の秘匿事項となっており、黒い噂の一つとなっている。
●グラン・ギニョル
コニューンがメイガスの支援時に搭乗する、専用の超大型輸送ヘリ。
ACの空輸において一般的な《A-448》型ヘリよりも二回り程大型で、四基のローターにより飛行し、小型ジェットブースタにより並のACを上回る瞬発力をも備えている。
特筆すべきはペイロードにあり、《A-448》の三倍以上の輸送能力は、複数のACの同時懸架や、戦前の爆撃機に匹敵する火力の実現を可能としている。当然耐久力も標準機を凌駕しており、航空戦力としてトップクラスの性能を持つ。
更に驚くべき事に、コニューンは本機を操縦から火器管制まで一人で行っており、彼女以外の人物がコクピットに座る事は無い。
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