12人が本棚に入れています
本棚に追加
《世界》
現在の我々が住む世界とは、違う世界。パンゲアと呼ばれる三日月型の巨大大陸がそこには広がり、多くの島々が取り囲んでいる。上空には緑色の空が広がり、そしてその空まで届かんばかりの巨大建築物、七本のタワーが存在している。
《大破壊》
物語のおよそ百年前に生じた、世界規模の大規模戦闘、災害、その他の要因による世界の崩壊。
発展し過ぎたテクノロジーによる、超兵器同士の弁えぬ戦闘により環境は破壊され、食い潰された資源と環境は自己崩壊を止める事が出来ず、結果として人間社会の殆どがシステムとして崩壊した。当時の人口はおよそ百分の一にまで減少したと言われており、その爪痕は百年が経過した後でも色濃く残されている。
現在は、世界を大きく二つに分割する勢力同士の争いが六十年にわたって続けられており、その他にも幾つもの武装勢力がしのぎを削り合っている。
《AC》
大破壊前に開発された、汎用機動兵器の総称。“Armored Core”の略称とされるが、サンドラル側は“Anthemic Cavalry”の略称と考えている。
コアパーツを中心として機体シャーシから武装までを幅広く換装可能な傑作兵器であり、数多くのパーツが生産され、あらゆる勢力が使用した結果、大破壊の一因に繋がったと考えられている。
現在は、各地でその残骸や、或いはその全体が化石の如く発掘・解析されており、現行技術により修復され再生産されている。構造にはブラックボックス化された部分も多く、取り分け当時の最新鋭機種などは、殆どその当時の性能を引き出せていない物も多いが、その戦闘力と汎用性自体は群を抜いており、戦場の花形として各地で広く見られている。
最初のコメントを投稿しよう!