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「奈留がこんなになってしまって、親だけど何も出来ないのが辛いがな」
情けない…
切ない…
そんな思いだろう…
「郁斗、奈留を、頼むな…」
「はい。頼りない俺だけど、俺なりのやり方でさせてもらいます」
と頭を下げると
「あぁ」
お父さん…イヤ、先代。
だけど、奈留は、次の日から毎朝、迎えに行き学校に向かうが途中でダメで、倉庫に通う生活が続いた。
その生活も1ヶ月たった頃、ようやく学校に行けたのだった。
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