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「わたしも、夏樹が好きです。
ずっと好きだった。でも諦めなきゃって思ってて、でも夏休みから一緒にいるからもっと好きになった・・・
パパ、ママ、わたしも卒業してもずっと一緒にいたい・・・」
「ねぇ、隼――」
「奈々」
「夏樹君は、昔の剛に似てない・・・」
「そうだな・・・奈々と剛の娘だな・・・」
「うふふふ・・・同じような男を選ぶのね」
「結論を言えば、夏樹、莉奈を頼む。
これから幸せにしてやってくれ・・・
それから、奈々が居ない日、小さい俺の息子と娘を頼む・・・」
「はい。任せてください」
夏樹が言うと2人は笑った。
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