欲情2

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「用ないんなら、も――」 「お前、まだ部下に手を出してるのか」 地を這うほどに低い声 でも――少し嘲笑うかのように軽く 親父は呟いた 「そうだけど」 「……そうか」 途端に、声が鈍く響いた 「――そこそこにしておけよ」 「何が?」 「お前はわかってない」
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