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ハヤトは、リナに連れられてギルド"竜の翼"に来た。
ハヤト
(見た目は、まんま妖精の尻尾だな…)
リナ
「ハヤト、行きましょ?」
ハヤト
「あぁ、わかった。」
ギルドの中に入ると、そこは酔っぱらいで溢れていた。
ハヤトがリナについて受付らしき場所に向かっていると、やはりと言うか何と言うか……
ギルド員A
「おうおうにーちゃん、可愛い女の子連れてんじゃねーか。
嬢ちゃん、こっちで酌してくれや。」
ハヤト達は酔っぱらいに絡まれた
ハヤト
「リナ、ここのメンバーだよな?
そんなに知られてないのか?」
リナ
「Bランクなんてそんなものよ
本格的に知られ始めるのはAランクからね」
ギルド員A
「無視してんじゃねぇぞガキ!」
ハヤト
「で、倒して良いのか?」
リナ
「殺さなければね」
ハヤト
「了解」
ギルド員A
「この野郎が!」
無視され続け、怒り心頭のギルド員Aが、両手斧を力任せに振り下ろしてくる
ハヤト
「アラハバキ!」
ドラゴンの前でしたようにカードを握り潰すと、ハヤトの目の前に一体の土偶が現れる
斧が土偶に触れた瞬間、斧の柄が折れ、刃は天井に突き刺さった
ハヤト
「烈風波!」
風の塊がギルド員Aに放たれ、そのまま入り口を突き抜けて外に吹き飛んだ
特に騒ぎにならない事から、日常茶飯事のようだ。
リナ
「こっちは終わったわよ」
ハヤト
「あぁ、わかった」
気がつくと、リナのクエスト報告は終わった様だ。
リナ
「じゃ、ハヤトの登録しましょ?」
ハヤト
「おう。」
ハヤト達は受付に向かった。
受付
「こんにちは、ここはギルド"竜の翼"の受付です。
登録をご希望ですね?
それでは、こちらの書類に必要事項を記入して下さい。」
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