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渡された書類には、名前・年齢・魔武器・使い魔・魔力ランク・属性の七つの項目と、"死んでもギルドは責任とらねぇよ"と書いてあった。
今更だが、どうやら文字や言葉は日本と共通らしい。
ハヤトは書類に、
名前 ハヤト・ユキカワ
年齢 17
魔武器 無し
使い魔 無し
魔力量 不明
属性 不明
と書いて、受付の人に渡した。
受付
「属性も魔力量もわからないんですね。
それでは、検査するのでこちらに来てください。」
受付の人についていくと、一つの部屋に着いた。
その部屋の中には一つの水晶玉があるだけで、他には何も無かった。
受付
「それでは、この水晶玉に触れてください。」
ハヤト
「わかった。」
ハヤトは、特に何も考えずに水晶玉に触れる
すると、測定不能の文字と薄い白の光の玉が水晶の中に浮かんだ
受付
「魔力量は測定不能で…この色は?
多分稀少属性だけど、この色は見たことが無いし…」
神
『それは召喚属性だな
お前の属性は、それまでに使った力の記憶だ
召喚系の能力しか使用していないため、召喚属性が浮かんだのだな』
神からの一方的な通信だ
恐らく見られていたのだろう
ハヤト「それは、召喚の属性だな
小さい頃から召喚にばかり頼っていたが、どうやらそれが属性だったみたいだ」
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