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ヨシツネの刀が、エルザの頬を掠め、闘技場の壁に深く突き刺さった
しかし、それが隙になるわけでもなく、ハヤト自信がエルザの首に剣を突き付ける
ハヤト
「エルザさん、まだやりますか?」
エルザ
「いや、参った
この状態を覆す術を、私は持っていない
君の勝ちだ」
こうして、ハヤトとエルザの試合が終った
受付ではなく、ギルドマスター室に三人が集まり、エルザがハヤトにある提案をする
エルザ
「そう言えば、ハヤトは魔武器と使い魔を持ってなかっただろう?
ということは、学園に通って無かったんじゃないか?
魔武器作成と使い魔召喚は必修科目だからな。」
ハヤト
「あぁ、近い内にリナのお父さんの
手を借りて編入する予定なんです」
エルザ
「私は君を帝に推薦しようと思っているのだが、学園に通っていないとなると色々問題があってな
学園に入って、しばらくしてからもう一度来てくれないか?」
ハヤト
「はい、わかりました
編入して、自分で帝になっても問題がないと納得出来たら、相談します」
ハヤトはすぐに帝になろうとは考えていないようで、簡単に釘をさした
エルザはそれに気が付き、仕方無いなと言うように首を縦に振った。
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