ギルド登録~竜の翼

8/10
前へ
/58ページ
次へ
ヨシツネの刀が、エルザの頬を掠め、闘技場の壁に深く突き刺さった しかし、それが隙になるわけでもなく、ハヤト自信がエルザの首に剣を突き付ける ハヤト 「エルザさん、まだやりますか?」 エルザ 「いや、参った この状態を覆す術を、私は持っていない 君の勝ちだ」 こうして、ハヤトとエルザの試合が終った 受付ではなく、ギルドマスター室に三人が集まり、エルザがハヤトにある提案をする エルザ 「そう言えば、ハヤトは魔武器と使い魔を持ってなかっただろう? ということは、学園に通って無かったんじゃないか? 魔武器作成と使い魔召喚は必修科目だからな。」 ハヤト 「あぁ、近い内にリナのお父さんの 手を借りて編入する予定なんです」 エルザ 「私は君を帝に推薦しようと思っているのだが、学園に通っていないとなると色々問題があってな 学園に入って、しばらくしてからもう一度来てくれないか?」 ハヤト 「はい、わかりました 編入して、自分で帝になっても問題がないと納得出来たら、相談します」 ハヤトはすぐに帝になろうとは考えていないようで、簡単に釘をさした エルザはそれに気が付き、仕方無いなと言うように首を縦に振った。
/58ページ

最初のコメントを投稿しよう!

51人が本棚に入れています
本棚に追加