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今は、貸してもらった部屋でベットに寝そべっている。
ハヤト
「さて……………」
神と通信するべく、ハヤトは念じる
神
(む……どうしたのだ、颯斗君?)
ハヤト
「お、繋がったか。
あぁーっと、聞きたい事があるんだが…」
神
(良いだろう、何でも聞くといい)
ハヤト
「じゃあまず一つ。今日ドラゴンを蹴飛ばしたんだが、その時は創造なんて使ったつもりは無かったんだ
流石に能力無しにドラゴンを蹴り飛ばす事は出来ないだろうし、能力が発動したんだと思うが……詳しい能力の発動条件は何なんだ?」
神
(む……人間は想像力が他の種族より豊かなのを忘れていたな
能力は、無意識にでも何かを想像したときにそれを具現化するものだ
ある程度の制限はあるが、ふむ…どうやらそのままだと使いにくいようだな
こちらで対策を考えておくから、しばらくは我慢してくれ)
ハヤト
「わかった了解。
それじゃあ次は、創造の制限について教えてくれ」
神
(まずは、生き物の創造は出来ない
食材の創造は出来るがな
それと、蘇生も不可能だ
また、完全にノーモーションで確定で命を奪う事も出来なくなっている
多少穴はあるから、そこは自分で探すことだ
他には制限は無かった筈だな)
ハヤト
「じゃあ、これが最後だ。
この世界には、魔王や邪神のようなものが居るのか?
居るなら、俺はそれらと敵対する必要はあるのか?」
神
(あぁ、いる……が、邪神はしっかり封印されてるし、魔王も現在は力を失っている
それに、これはすでに君の物語だ
好きなように生きると良い)
ハヤト「なるほど、わかった。
それじゃ、今日の用事はこれだけだ。
ありがとな、神様」
神
(また、暇な時にでも通信してくるといい
普段は私も暇を持て余しているからな)
ハヤト
(仕事があるんじゃ……まぁ良いか
さて、転入は明日だし、今日はもう寝るかな。)
そうして、ハヤトは眠りについた。
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