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シルバ
「じゃ、早速魔力を込めてくれ」
ハヤト
「はいよ」
ハヤトは適当に返事をして、魔鉱石に魔力を込める。
すると、魔鉱石は白い光を放ち、光が消える頃には赤と青の二つが絡み合った指輪がハヤトの右中指にはまっていた。
それを確認すると同時に、指輪の情報がハヤトの頭に流れ込んだ。
ハヤト「リルズリングか…へぇ…
能力は……なるほど、今の俺にぴったりだ」
シルバ
「魔武器は出来たな?
次は使い魔召喚だ、この魔法陣の上に乗って、血を垂らしながら詠唱しろ。」
そう言われたハヤトは、何かを呟いてから、いつの間にか描かれていた魔法陣に乗って、創造したナイフで指先を少し切り、血を流した。
使い魔召喚では、召喚者の能力に近い相手が召喚される様になっている。
つまり、自分の能力を自由に変更できるハヤトは、知っている相手なら誰でも喚ぶことができたりする
ハヤト
「我が名は雪川 颯斗
我と共に永き時を生きる者を
今ここに呼び出さん」
ハヤトが詠唱を終えると、魔法陣が輝き、そこから人影が姿を現した。
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