編入 聖アルカディア学園

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ハヤト 「ハァッ…ハァッ…!」 竜が魔力の残滓となり消えた頃、ハヤトの姿が現れる 傷は無いものの、ひどく疲弊しているようだ シンジ 「もう降参した方が良いんじゃないかwwww? だいぶ限界が近いだろwwww?」 ハヤト 「はぁ…ふぅ……確かに限界は近いが…せめて最後に足掻かせてもらう! リャナンシー!」 ハヤトが出したのは、恋愛の中位のペルソナ その能力には、この状況をひっくり返すほどのものはない筈のペルソナだ シンジ 「リャナンシーwwww今更中位のペルソナとかwwww」 ハヤト 「………殺れ」 まったく警戒していないシンジに、リャナンシーが接近し、耳元で囁く リャナンシー 「あなた友達居ないでしょ?」 「自分の厨二病の頃思い出してみて?」 「いつになったら働くの?」 「貴方が好きな子もクリスマスにはイケメンとヤってるわよボッチ」 「親の脛かじる気分はどう?」 「クリスマスの予定は?」 「右手と画面の向こう以外に恋人なんているの?」 「鏡見てきたら?」 「年金払う気あるの?」 「いつ部屋から出るの?」 「早く仕事しなさいよ」 「夏休みの宿題、全部終わったかしら?」 「ニートコミュ障くん…♪」 「30過ぎて働いても年下に謝れるの?」 「就活は大丈夫?」 「あなた以外はリア充なのよ」 シンジ 「…………………………ゴフッ」吐血 ハヤト 「アイムウィナー!」
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