いざ、異世界へ

2/4
前へ
/58ページ
次へ
颯斗 「痛てて…ここは…異世界に着いたのか」 颯斗は森の中で目を覚ました 髪に木の枝や葉が付いているところを見ると、上空から自由落下したのだろう 颯斗 「さて、これがテンプレなら、近くで女の子が魔物か盗賊に「キャーー!」あっちか!」 颯斗は悲鳴が聞こえた方向に走り出す。 500m弱あった筈だが、異世界に来たためだろうか、あっという間に距離を詰める そこでは案の定、ドラゴンに襲われる女の子がいた ドラゴンが女の子に襲い掛かろうとする 颯斗 「今助ける!」 颯斗は一気にドラゴンに詰め寄り、蹴りで吹き飛ばした。 ───女の子side─── あーもうなんなのよ! いきなりライトドラゴンに襲われるし、仲間は皆逃げちゃうし、さっきは柄じゃない悲鳴を上げちゃうし… 私じゃ、このドラゴンは倒せない。 いつもならなんとか逃げられるけど、クエストを終えたばかりで、逃走に回す魔力が残っていない。 ドラゴンが私に襲い掛かろうとする 私ここで死ぬんだ… 私が諦めかけたとき、 「どーん☆」 誰かがドラゴンを蹴り飛ばし、助けてくれた。 女の子side out───
/58ページ

最初のコメントを投稿しよう!

51人が本棚に入れています
本棚に追加