いざ、異世界へ

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颯斗 「どーん☆」 颯斗の蹴りでドラゴンが吹き飛んだ。 颯斗 (……今のって特殊能力に分類されるのか… ま、良いや、コイツは白いし、多分光のドラゴンだな なら、闇辺りが効きそうか…) ??? 「ひゃあ!?」 颯斗は女の子を抱え、ドラゴンから一瞬で離れた 颯斗 「さて、俺の力を試させてもらうぞ…」 颯斗はそう呟き、片手を前に出す すると虚空から一枚のタロットカードが現れ、颯斗がそれを握り潰す 颯斗 「来い、ジャアクフロスト!」 「ヒホー!」 すると、颯斗の目の前には黒くて目付きの悪い、雪ダルマのような物体が出現した 颯斗 「ムドオン!」 颯斗が叫ぶと、雪ダルマは両手を前に出し、振り下ろす すると、ドラゴンは黒い闇に呑み込まれ、闇が晴れる頃には地に伏していた その目には生気は無く、既に命は燃え尽きているのだろう 颯斗 「っと忘れるところだった、大丈夫だったか?」 腕の中の少女に話し掛ける ??? 「えっあ、うん、助かったわ、ありがとう。 それにしても強いのね、ドラゴンを一発だなんて。」 颯斗 「ハハハ…俺もまだ自分の力を把握出来てないんだよな。 あぁ、自己紹介がまだだったな。 俺は雪…」 そこまで言って、言葉を止める そして、神に話し掛ける 颯斗 『神、この世界には和国のような国は存在するのか?』 神 『うむ、存在する だから、名を変える必要も無い』 颯斗 『わかった、助かった』 「ハヤトだ、ハヤト・ユキカワ 一応旅人だ。」 異世界に合わせて、自分の名前の前後を逆にする その方が伝わりやすいと考えたからだ リナ 「リナ・エンターよ、よろしく。 ハヤトってそんな強いけど、ギルドランクはいくつなの?」
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