いちっ!!

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煉も出て行き、静かになった部屋でまたのんびりと準備をしてから部屋を出た。 因みにオートロック式なので便利だがカードキーを忘れると非常に面倒。 だからいつも財布に入れてる。財布ならいつも持ってくし忘れないでしょ? まあ、そんなこんなで学校に向かった。 生徒がたくさんいる時間帯はいろいろと騒がしいので、俺はいつも少し早めに出るようにしている。 はあ、めんどくさいな。 何で学校行かなきゃなんないんだ。早く帰りたい…。 そんなことを考えていると 「あっ、えっ?魅澪様…?お、おはようございます!」 誰かに声を掛けられた。 ……誰だよ。めんどくせえなぁ。 朝早く家出てる意味ねえじゃねえかよ。 悪態をつきながらも外には出さず、へらりとした笑みを浮かべる。 「おはよ。朝からこんな可愛い子見れて嬉しいな」   そしてまた今日もテキトーなことを言いながら、テキトーに過ごすんだろうなとか思いながら愛想笑いを振りまいた。
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