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ちょ、え?
神様ってこんな可愛いの?
というか、今目の前にいるの神様?
やばい頭が混乱してきた・・・。
「ふふ。そんな混乱しなくても大丈夫ですよ。落ち着いて思い出してみてください。さっきまで何をしてたのか。」
さっきまでか。確か・・・。
教室で授業を受けて、部活やって、帰ってゲームして、弟にボコボコにされて、ふて寝して・・・。
「そうだ。弟にリベンジせねば。」
思い出した。あのやろう、完全に兄をなめている。
「確かにそこまではあってるんですけどね。実はですね、カミシロジンさん。」
ここまでずっとニコニコ笑っていた神様が真剣な顔になる。
「ジンさん、あなたは異世界の召喚士によって召喚されちゃいました。」
そして舌をぺろっと出してウィンクする神様。
「なるほど。召喚されたなら仕方ないな。」
うむ。召喚されたならしょうがない。
俺もそれに合わせて、テヘペロ。
「って、いいわけあるかぁ~い!何?今流行りの、というか既に廃れ気味になりつつある異世界召喚物語ですか?例のごとく、神様の手違いで召喚された挙句、チート能力もらって別の世界でエンジョイしてこい的なあれですか!?更には魔王倒してハーレムエンドみたいなあれですか?」
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