3人が本棚に入れています
本棚に追加
「あ、ジンの元いた世界での携帯小説のファンタジーの王道ってやつですよね!知ってますよ~!」
嬉しそうに飛び跳ねる神様。
いや、落ち着いてよく見たら神様本当に可愛いな。
身長は150位か、胸はやや膨らんでいて、白髪のロング。パッチリした目は金色に輝いて見える。
だがしかし!
「今はそんなことどうでも良い!」
そうどうでも良い。
俺がついに夢にまで見た異世界召喚ものの主人公に抜擢されたというならば、思う存分楽しもうではないか。
まずは神様には悪いが、神様の非を大きくしてチート能力を貰えるだけもらってやる!
「ハァー、ムコウノセカイデモットタノシミタカッタナァー。」
どうだ!この完璧なまでの演技力!
流石の神とて同情せざるおえまい!
「えっと、心読めてるから全部バレバレなんだけどね。」
「しまったぁぁぁあ!」
俺としたことがなんたる不覚!
これじゃ完璧な演技も役に立たないじゃないか・・・。
「でも、そもそもチート能力なんて渡せないんですけどね。」
「え?」
「訳あって神力が減ってしまってるのですよ。それに召喚したの私じゃありませんし。」
えぇぇぇ。
最初のコメントを投稿しよう!