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青年は、ギャンブルで生計をたてていた。
しかし、借金などはなく、パチンコ、競馬などの賭け事では儲けを得ることができた。
周りからは運の良いやつと言われた。
そんな青年は、いつも同じ夢をみる。
目の前も見えないほどの濃い霧が立ち込める平たん一本道を歩く夢。
夢の中で青年は一人ではなかった、青年の隣には、いつも同じように青年のそばを歩く男がいた。
男は、片手にライトをもって、いつも青年の隣を歩いた。
しかし、今日はいつもと違った。
「もうあなたについて行くのは疲れました。毎日、霧の中を歩く日々。私は楽しくありません。あなたはどうですか。」
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