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「きっと、何もかも、最初から諦めてるんだよ」
「ばっかみたい。自分の可能性を自分が信じなくて、誰が信じてくれるって言うのよ! もうこの国で探すのは無理ね。別な場所で探しましょ。
まぁ、私はあなたと永遠に二人きりでもかまわなくてよ」
そう言って、ウィンクする。
「僕は、遊び相手がほしいんだ・・・」
「どこかにいるわよ。だから探すんでしょ? 行きましょ、ピーターパン」
そうして、二つの光は、夜空の彼方に消えていった。
残された男は、最後の力を振り絞って考えていた。
俺は、どこで間違えたんだ、と。
答えが出ないまま、意識が途切れた。
<FIN>
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