37人が本棚に入れています
本棚に追加
宗さんの働くカフェに急ぐ。
リーダーと一緒なのは仕方ない。
奢ってもらえるだけでも有り難く感謝しよう。
リーダーと向かい合い、延々と続くリーダーの愚痴に頷きながら、カウンターで働く宗さんを時折見る。
(かっこいいなぁ)
顔では真剣に愚痴に付き合う部下。
心はほんやらピンク色。
話しが一段落した所で、リーダーに言った。
「メール打ちま~す」
「いいよ、遠慮しないで?」
「はい、すみません」
調子よく返事をしながらメールを打った。
――――
宗さん、お疲れ様。
リーダーのご機嫌が悪くて大変です。
―――――
(よし!)
「終わりました」
最初のコメントを投稿しよう!