第1章

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翌日。 何事もなかったようにカフェを訪れた。 いつもと変わらない彼の態度に安心しながら、 でも、何かが変わった景色。 好きとか。 嫌いとか。 正直わからない。 嫌いではない。 そう。 彼の事を好きになれば、もっと何かが変わる。 この代わり映えのない日常にときめきを組み込んで、生活に色を添えてみよう。 私、彼を好きになる。 恋は、落ちるものと言うけれど。 自ら仕掛けるのも私の場合有だ。 彼がどう思うかは二の次で。 私は彼を好きになる。 彼に会うためにカフェに行こう。 仕掛ける恋。 久しぶりに。 楽しんでみよう。
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