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「ケータイ番号、聞いたっけ?」
昼休みのカフェで彼に聞いた。
「交換しとく?」
「うん」
レジに入り、メモに番号を書いて持ってきた。
「みなさん?鳴らしておいて」
「うん」
店にもどってケータイを鳴らした。
彼から電話はかかってくるのか、私はこれから毎日胸をときめかせながら待つのだ。
恋をする。
「!」
そうだ。
メールも大事なアイテムだ。
ショートメールでアドレスも送った。
とにかく、待ってみよう。
彼からの連絡を。
私は今、恋をしているんだ。
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