プロローグ

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自分にはなにができるだろう…。 自分になら出来るんじゃないかと思うことでさえ不可能に感じてしまう。 自分に関する全ての可能性が皆無となって消え去っていくのを体全体で感じる。 小さな体で途方に暮れ、歩く姿は余りにも痛々しく、 少しこずけば簡単に崩れそうなほど脆く儚い。 ー何で生きているのかー 己が自身の存在理由を探し、とある出来事で見つけた一つの答え… それはーーーーーーー
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