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次に人間の武器。
この世界は魔法があるらしい。
魔力を消費して魔法を使うらしい。
それは人それぞれ違うらしく、1人1つの魔法使えるらしい。
例えば、炎を生み出す魔法とか、水を操る魔法とか。
ひどい人は、水を甘くする魔法を持ってる人もいるとか・・・。
そしてその事実に貴咲は焦った。
貴咲の能力は体についてわかるだけ。
近接戦闘なら能力で対処できるが、遠距離魔法を使える人にはまったく無意味だ。
平和は日本で育った貴咲の素の身体能力で魔法を避けないといけない。
これは早急に対策を練らないといけない。
遠距離魔法が使える人にカツアゲされたら、土下座するしかなくなる。
それと武器だけど銃はないらしい。
剣や槍、弓など。
これらだったら能力で対処できる。
速すぎて体がついていけないとかなければ。
あとは変な動物のこと。
あれは魔物らしい。
魔物は動物が魔力を溜め込みすぎて変化してしまう奴と元から魔物の奴のがいる。
強い魔物は固有魔法を撃ってくるが調べればわかるので対策できるだろう。
新種とか出なければ。
あと気になったのが魔法が効かない鉱物。
それは魔法を弾くらしい。
それを防具に使用すれば、魔法が怖くない。
だが、エルフしか加工できないらしい。
しかもすごく希少らしい。
まぁそんなうまい話はないよねと貴咲は苦笑する。
「んー」
だいたいのことをまとめられたので貴咲は大きく伸びをしてから立ち上がった。
そして次の行く場所に向かって歩き出した。
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