第1話 目覚めたらそこは異世界だった。

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ううん。たぶんじゃないわ。 だとしたらあの強いあいつが手っ取り早くお金を稼ぐ方法。 それは冒険者。 だったらギルドで待ち伏せすればいいじゃない。 私は走ってギルドに向かった。 ・・・・・・・ ガチャ「いらっしゃいませ。マキナさんですか。」 「こんにちは。シーナさん。人待ちたいんだけどいいかしら?」 「いいですよ。誰を待つんです?」 「さっき知り合った男よ。」 後ろからあのマキナさんに男が?とか言ってるけど今は無視。 ・・・あとでしめる。 「わかりました。騒がないでくださいね。」 「ええ、わかったわ。」 これであいつに会える。 私って頭いいわね。 後は待つだけ。 覚悟してなさい!キサキ!! 「ふふふふふふふふふふ・・・。」 「マキナさん怖いです。」 受付嬢のシーナさんの声はマキナに届かなかった。 ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・ 数時間後・・・ 「なんでこないのよぉ!!!!」 私は全力で叫んだ。
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