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これで社会人なら、結構若く見られる方だろう。
年上としての見栄というかなんというか…。
とにかく驚きを顔に見せないようにした。
「あの、お詫びをしたいんですけど…」
「お詫びなんてしなくていいですよ」
謝罪だけで済まされることじゃないと思ったあたしは一歩も引かなかった。
「それじゃあ、あたしの気が収まりません」
とは言ったものの、何があるだろうか…?
あたしが考えていた時、溝口君が口を開いた。
「じゃあ今度、時間があった時に食事でもいきませんか?」
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