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「お前のせいであの牛丼屋いけなくなったぞ……ったく」
「半分はあんたしゃんのせいだと思いますがwwwwwこれいかにwwwww」
夕暮れの帰り道、朔夜さんの後ろをくっついて離れないようについて帰ります。この御仁はあたしが目を離したらすぐあたしを放置していなくなりますからなぁwwwwwまったくwwww困ったものですwwwww
前を歩く朔夜さんは両手を合わせて、何かぶつぶつ言いながら歩いております。
「何やってるんすか?」
「ちっ……お経を適当に唱えてみたんだが利いてないようだな」
聞く訳ねぇぇぇだろぉぉぉぉぉおおおwwwwwwwぶうぅぅゎわわわあああかかかかか!!!!!wwwwwwつけ焼き刃ってレベルじゃねぇぞwwww
「お前がいなくならないと、俺に心休まる休日はやってこない」
「あたしがいた方が楽しいと思いますけどねーwww」
「あほか……」
「絶対言わせて見せますよぉー? メリーちゃんまだ成仏しないでぇぇってwwwww」
「その前にお前の口をふさいでやるよ」
真顔でそんな怖いこと言われたら流石にビビルわぁあああwwwwwww
こんなこと言ってるけど、結局はあたしに付き合ってくれるんだって知ってますよー朔夜さんがそういう優しい人だってーwwwまだまだ短い付き合いですけどね!
夕暮れの街並み、オレンジ色の景色の風景の中、あたしはなんとなく朔夜さんの背中に飛びついてみたりします。
「おうふ!! な、なんだ急に!?」
「はいwwwとり憑いたぁぁあああwwwあたし、朔夜さんにとり憑く地縛霊になりましたよ? へへへ!」
「や、やめろ!! 離れろ!! コラ!」
あぁ、この人と遊んでると面白いなぁーwww朔夜さんにくっつきながらあたしはそんなことを思っています。
明日は何して朔夜さんと遊ぼうかなぁー?wwww
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