1章

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私の体が変わっていく時期だから・・・ 自分も伴に生きられる時間を大切にしようと 多分、お互いに思っている。 だから、彼は夜が来る毎に私を確認する様に 私に触れる。 それは、確かに・・・ 私の人生のやり残しに気が付き、動揺し始めた頃だったと思う。 後ろから抱きしめる様に胸をつたい、体のラインに沿って 撫でるように触れる。 最初は驚いた。私の中の動揺を見られたようで・・ 腰を撫でるように、後ろからゆっくり指でなぞる。 そして・・・又、S字を描くようにして胸に戻る。 耳に首筋に舌を這わせ、指で背中をツツッ・・っと なぞる。 「う”っっ・・・」 と声が出る。
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