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『それが人気だと言うことに気が付いてないのかねぇ、この子はまったく』
『なんで姉面なんだよ、お前……』
『だって幼馴染みじゃん?それにママさんによろしくって言われてんだから、どう考えても姉さんでしょ?……はやく書きなよ』
『蒼夏なんかが姉なんて頼りなさすぎるだろ』
『バカにするなよ、ちょっぴり容姿が良くて勉強とか運動とかできるからってさぁ!!』
『それだいぶ凄いことになってるな俺の評価が』
『おーい、蒼夏ー、夏希君と仲良く話すのは良いんだけど、職員室呼ばれてなかった?』
『ほら、呼ばれてるよ蒼夏行ってこい』
『はーい、今から行くよー!!……じゃ、なっちゃんバァーイ』
『騒がしいねぇ蒼夏はさ……どう思う、夏希君?』
『俺に聞かないでくれよ、アイツは元気さしか持ち合わせてないんだろ、きっと』
『へぇ……わかってますなぁ。でさ、蒼夏とはどうなの?付き合っちゃうの?』
『はぁ!?ニヤニヤしてんなよ、アイツはそんなんじゃないよ。……じゃ、俺は遊びに行くよ』
『いってらっしゃーい』
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