俺、誕生!

8/14
前へ
/40ページ
次へ
………おかしいな さっき轟音がしたと思ったが そのあとはどうなったんだ? もしかして、俺はもう死んでる? 「…何してるの?」 声が聞こえる 天の声ってやつか… パトラッシュ… 「ちょっと、聞いてんの?」 ん?何かおかしい もしかして、死んでない? 俺はそっと片目だけ開けてみた 「なるほど、天使だな。ってことはやっぱり俺は死んだのか…」 「な///誰が天使よ///!?」 「嘘つけ!そんな可愛いおにゃのこがこの世にいるわけないだろが!!」 「なっ///!?」 俺は両目を開けて、逆さまながらに そのおにゃのこを観察する 金髪のウェーブがかかったロングヘアー 髪と同じ色をしたパッチリな眼 唇も艶があり整った顔立ち そして、胸は… まあ、控えめだが 「あんた、今変なことカンガエナカッタ?」 「ソンナコトナイ。」 俺は手のひらに収まるくらいの 大きさがストライクだ つまり、ドストライクです♪ 「なっにゃ///!?」 「うん?何だ?」 「何でもないわよ///!!」 …もしかして、口に出してたのか? いやいやそんなハズはない そんなことしてたら… うん、考えるのは止めようwww 「俺はまだ死んでないのか。」 「生きてるわね。」 「君が助けてくれたのか?」 「さぁ?私はただウォルフを倒しただけよ。」 ウォルフとは?あの狼のことか? 「一応礼を言っておく。ありがとな。」 「フン!別に自分の依頼をこなしただけよ。お礼を言われる筋合いはないわ。」 ツンデレかwww ん? これってテンプレの男女逆のパターンではないかwww しかし! 俺にはお礼に招待する家も金もねぇwww つか、これからどうするし!!
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加